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題名が思いつかないので『無題』

U-13監督の長友です。


我が子(長男・次男)の運動会を観戦に行きました。今年も心に残る運動会でした。


雨で延期となり、金曜日になったのですが、それでも直前まで大雨でグラウンド状態が心配されましたが、朝の5時頃から先生方が集まり、水たまりに砂を被せたり、ラインを引き直したりテントを立てたりなどなど、素晴らしい環境を整えてくださいました。本当にありがたいです。


先生方の努力で整えられたグラウンドで、子どもたちは、練習の成果、全力の攻防を見せてくれていました。


毎年、私はリレーで感動をするのですが、今年は綱引きが一番感動しました。


理由は、長男の赤組は、体育の時間に行った練習で4戦全敗で全く勝てないと聞いていました。


『頑張るけど期待しないで応援して!』


と言っていたのですが、結果は2戦2勝。


綱は大きく動かずどちらが勝つか全くわからない展開でした。長時間をかけて少しずつ赤組が引っ張り、時間の判定で勝ったという内容でした。


勝てない相手に、一致団結して全力で立ち向かい、勝利を掴み取ることが、こんなに感動するものなんだと改めて感じました。


それとは真逆になるのですが、長男は個人走で毎年、『絶対勝つ!』と気合を入れているのですが、今年は全くそんな感じではなく、応援してということもありませんでした。


なぜかというと、走る組の後半に足が速い子たちがまとまっているのですが、息子は今年に限ってなぜか中盤の組で走ることになったそうです。この組ではスピードの差が歴然だったらしく、



圧勝でした。


勝つと分かっている闘いは息子も物足りなかったようですし、親としても、全力で頑張る息子は当然ながら誇らしいのですが、何か物足りなさを感じてしまいました。


私は、数あるチームの中でサイバーステーションで指導者をやらせてもらっています。セレクションではなく、申し込み順で入団してくれる選手たち。セレクションに落ちてしまったり、強豪でやれる力はまだないけど、頑張りたいと入団してきてくれる選手たちが多いのですが、時間をかけて成長して、強豪に勝てるようになったり、観ている人たちに感動を与える試合ができるようになるのが本当に楽しく、そこに魅力を感じてやらせてもらっています。


是非とも、みんなが成長して強豪チームに勝つ姿を見たいですし、高校で大活躍する姿を見せてほしいなと思います。




長男は、リレー選手に選ばれたようですが、津幡町歌の表現を最前列でやりたかったようで、どちらかしかできないということで、リレー選手を辞めて、自分がやりたかった方を優先したようです。



自分の意思でそう言った決断をするという経験も素晴らしいことだなと感じますし、そういった環境を作ってくれる学校にも感謝しています。


次男は、低学年リレーのアンカーを務めて全力で頑張っていました。


息子たちの頑張り、成長を見て、自分も頑張らないといけないなとパワーをもらいました。



長々と我が子のことを書きましたが、サイバーに所属する選手みんなひとりひとりにも物語があり、保護者のみなさんにとって我が子が一番で主役です。


そして、私は、選手みんなの第二の親でありたいと考えています。


時に厳しく、成長のために、壁や挫折を作ったり、敢えて放置してみたり、必要以上に褒めたり、認めたり・・・


ひとりひとり課題は違いますし、性格はそれぞれ。第二の親として同じように愛情を注ぐと決めています。


試合は11人しかピッチ立てず、リーグ戦のエントリーは20名。全員を平等に試合に出場してもらうことはやっていません。


そこにも、理由がありますし、選手と先日個別に対話をしましたが、私の思いを理解してくれているようで、それぞれが頑張ってくれている思いを聴けて、本当に素晴らしい選手たちばかりだと誇りに思います。


逆に、多くの時間出場している選手には、要求は厳しいですし、ピッチ以外でのチームへの貢献については積極的にするように求めています。


ここについては、選手には伝えていませんでしたが、私自身の過去の経験から言っていることです。


私は、特別にサッカーが上手いわけではなかったですが、小中高とすべてで上の学年でレギュラーを奪い、ベンチに座るという経験がほとんどありませんでした。


試合に出場している=【えらい】と勘違いし、チームのものを運んだり、副審をしたりというのは人に任し、試合に出てないお前たちがやれ!というスタンスでした。


結果、サッカーで試合にはたくさん出れるけど、サッカー以外のところで、同学年の仲間にうまく入ることができなかったり、はぶかれることも多々ありました。


高校ではキャプテンを務めましたが、3年生の夏は、みんな引退してしまい、3年生は私1人でした。


私が、もっと他人の気持ちを考え、感謝の心を持って接したり、言動をしていれば状況は違ったと思います。



そういった苦い過去があるからこそ、伝えていることです。



試合の出場が少ない選手は、まずは基準をクリアできるように努力を続ける。


現状、試合に出ている選手は、勘違いすることなく誰からも応援される選手になれるように努力を続けてください。



明日のリーグ戦は、エントリー20名フィールドプレーヤーは全員出場してもらいます。


基準のクリアはできていませんが、それでも普段のトレーニングをよく頑張ってくれています。やっぱり試合が楽しいと思うので是非とも与えられた時間の中で全力で楽しみながら、チームの勝利に貢献してほしいと思います。


試合の楽しさを感じて、与えられた課題クリアに向けて頑張って進んでください!!


明日は、チーム一丸となって勝利を掴めることを楽しみにしています!!!

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