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執筆者の写真長友 努

選手たちの成長を実感

U-13監督の長友です。


我が子の三男が検査入院のため付き添いをしています。

以前にもお伝えしたことがありますが、双子の兄の三男は、お腹に宿ったときから、

産まれてくることはかなり厳しいだろうと言われていました。

現在、こうやって元気に成長してくれていることが奇跡に近いと思います。


産まれてすぐに大きな心臓の手術を行い見事に難しい手術を成功していただきました。


今回は、心臓からすぐの血管をひろげる手術をすることが可能なのか調べる検査のための入院です。


ここで問題なのは、その手術もかなり大掛かりな手術でとても大きなリスクを伴います。


ですから、手術をしないという選択をする方も多々いると聞いています。


もちろん、そのままにしておいて症状が悪化した場合は手遅れとなるリスクもあります。



手術をするにしても、しないにしてもリスクが伴う・・・

どのような判断をするべきか、全く答えがでません。。



手術をせずに、経過観察のまま、成人して結婚してお子さんを授かった子がいるのも事実で、今、突き付けられている選択がこれまでの人生の中で一番困難な判断・決断を求められています。



我が子は男4兄弟、みんなそれぞれにいろんなことがありました。

思い返せば、楽しいこと、辛いこと悲しいこともステキな思い出です。


それは、お預かりしているお子さん、皆さんも同じで、ひとりひとりに、いろんなことがあって、今を迎えています。そして貴重な中学の3年間のサッカーという育成の場としてサイバーステーションに預けていただいています。


ひとりひとりが大切な人間であり、将来、日本を支える宝だからこそ、私たち指導者は、サッカーを通じて、たくましく生き抜いていくために、サッカーだけにとどまらずアドバイスを続け、時間と愛情をかけて育成していかなければなりません。



先日、ショート動画で涙したことがありました。


それは、学生さんが、名前をつけて愛情をこめて育てたひよこがにわとりになり、そのにわとりが成長して食用になるために加工されるというシーンでした。


当たり前に食べている食べ物にも命があり、その命をちょうだいして私たち人間は生きていられる。


そんな当たり前を忘れていた自分自身が情けないなと感じたし、改めて、食事の前は手を合わせて「いただきます」食べ終わったら、感謝の気持ちを込めて「ごちそうさまでした」をできる大人でありたいと深く感じました。


大切なお子さんをお預かりし、育成に関わる以上、お手本となる大人でなければならないと再度思い返し、土曜日からトレーニングに復帰しますので尊敬される指導者、大人でいられるように、選手に負けず努力していきます。



病棟で、一人なのでダラダラと書いてしまいました。。。


本題である、【選手たちの成長を実感】という話ですが、


ありがたいことに今年も多くの6年生が、トレーニングの体験に来てくれています。


今年の体験は、最初のドリブルメニューを、6年生ひとりひとりに、サイバーの1年生が付き添い、お手本を見せたり、コツやどういった状況で使うかなどなど、私が伝えてきたことを、わかりやすく一生懸命、6年生にアドバイスしてくれています。


初めてやるメニューですから、6年生はほとんどの選手が上手くできません。

7ヵ月前は、全くできなかった10期生たちですが、みんな上手にできるようになっていて、しっかり6年生のお手本になっているし、わかりやすく伝えている姿をみると、これまでやってきたことを理解し、とても成長しているんだなと実感しています。


まだ実際の試合で結果や観客を魅了するまでには至りませんが、確実に成長していて、27人、全員が本当に将来が楽しみです。


身体の成長は個人差があります。本番は高校にいってからです。

このまましっかり続ければ、全員が高校で活躍できる、一生涯サッカーを楽しめる実力は身につけられると感じています。



引き続き、ご理解ご協力をいただきまして、ひとりひとりの子供たちを主人公として応援していただきたきく思います。

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