1年間ありがとうございました
10期生のみなさん、約1年間ありがとうござました。
目標にしていたアントールカップが中止になってしまい、U-13としての活動はこれで終了となります。この大会を目標に1年間頑張ってきたので、私としても非常に残念ですが仕方がありません。
これからは、各カテゴリーに分かれて、与えられた環境で、各々が成長をしながらチームに貢献していくことになります。
この1年間で得た経験とスキルを存分に発揮し、次のステップでも活躍してくれることを心から願っています。
そこで、これまでの共に成長できた感謝と今後の活躍、成長のため、ひとりひとりに一言コメントを残させてもらいたいと思います。
まだまだ伸びしろは無限大!!
自分を信じて、さらなる高みを目指しましょう。
10期生のみなさんへ
60 東 倫玖
とても気が利く選手で、チームの道具を運んだり、仲間が困っているときに積極的に助けにいける素晴らしい性格を持っています。小さい子供と接するのも上手で、こういう選手はサッカーも上手になると私は過去の経験上感じています。素質は十分にあります。一生懸命がんばることはかっこいいです!サッカーに取り組む姿勢が前向きに積極的に変わることで状況は一変します。是非、全力で頑張ってください。
61 淡原 利仁
利仁にも伝えましたが、CBとしての能力は10期生の中で1番あります。基礎技術がまだまだ積み重ねが必要ですが、自分を信じてサッカーに向き合ってください。不運にもケガが多く、辛く苦しいことも多々ありました。そういった時期がある選手のほうが後から伸びて追い抜いていくことがよくあります。FWをしたいという気持ちがあるということも聞いています。もちろんそちらに挑戦するのもいいと思います。今後の進化に期待しています。
62 稲林 龍星
この1年で大きく成長したなと感じています。リフティングもクリアし、プレーに安定感が出てきて、ビルドアップも落ち着いてやれるようになってきました。GKとしては身長が低く存在感という意味ではまだ時間がかかると思いますが、GKはシュートを打たせないことが最高のGKです。味方をコーチングで動かし、シュートを打たせないGKとして存在感を出してくれることを期待しています。
63 木村 楓汰
リフティングをクリアし、アドバイスをしっかり聞いて実践しとても成長した1人です。ガムシャラに頑張る楓汰の良さを出しながらも、ワンタッチプレーなどシンプルなプレーで賢さも感じる姿はとても素晴らしいなと感心しています。ですが、ここ最近は、トレーニングに取り組む姿勢に緩さがでているように感じます。チームの中心選手になるために、トレーニングに向き合う姿勢を修正し、ポジション争いで振り落とされないようにい踏ん張ってください。応援しています。
64 酒井 蒼太郎
独特なドリブルのリズムを持ち、テクニックを披露し、『おっ』と驚かせるプレーを1番魅せてくれる選手です。この感覚は教えてできるものではないので、是非とも自分の才能に気づき本気でサッカーと向き合って進化してほしいなと強く願っています。将来、むちゃくちゃすごい選手になっているかどうかは蒼太郎の心の持ち方次第かなと思います。
65 櫻井 亮寿
常に全力でサッカーと向き合っているなと感じっていますし、みんなにアドバイスしていた【フリック】が浸透して使うようになったきっかけは亮寿だったかなと思っています。周りを見ながら、タイミングよくボールを受けて背後にボールを繋げるプレーは僕自身が大好きで、嬉しく思いながら見ています。これからもいろんなテクニックを駆使して見ている人を楽しませるプレーを期待しています。
66 高橋 優一
アドバイスしていることを、必死にやろうと実践していてがんばっているなぁ。と見ていましたし、期待していました。実際、優一には伝えていましたが、アントールカップがあれば起用するプランも考えていました。それだけポテンシャルがあることは認めています。ただ、ボールを扱う技術はまだまだ未熟で、たくさんボールを触って技術は高めていかないといけません。引き続き、ドリブルメニューやリフティングは自主的に続けてほしいなと思います。
67 達 大起
入団当初は、技術レベルが相当低く、行きたい方向にドリブルするのも上手くいかないぐらいでした。それが、今では得点を決めたり、チャンスをつくる回数で言えばチーム№1になりました。遠征先や、トレマをした複数のチームから『あの選手いいですね』と言われるのが大起でした。小学5年生からサッカーを始めて、どちらかというと遅いスタートですが、今後入団してくるそういった選手たちの良きお手本になるなと思っています。キックの技術は初心者レベルですので伸びしろはまだまだありますから頑張ってください。期待しています。
68 茶谷 篤哉
なんとか上手くなろうと頑張って悪戦苦闘して1年間が過ぎてしまったのかなという印象です。足元の技術はGK3人の中では一番高いので、ビルドアップを重視するチームにとっては貴重な選手です。問題は内気な性格かなと思います。GKとしてもっと強気で、自分がミスをしても『切り替えていこう』とみんなに声をかけられるくらいポジティブに前を向いて、上を向いて自信を持ってプレーしてほしいなと思います。弱気な見た目は相手に自信を与えてしまいます。ドンっと構えて、存在感を出せるくらいのオーラを出すためにも、自分に自信が持てるまで全力でトレーニングを頑張ってください。
70 中川 連助
膝の痛みと付き合いながら、常に力を抑えてのプレーでした。スピードは10期生の中では1番ですし、体格的にも恵まれています。この1年は、武器であるスピードを封印し、スピードとパワーに頼らないサッカーに専念できたことはつらかったと思いますが、とても有意義な時間だったと思います。確実にレベルアップしています。間違いなくチームの主力になる選手ですから膝の痛みから解放され全力プレーでチームを引っ張ってくれることを楽しみにしています。
71 長友 魁叶
どこのチームを選択をしてもいいと伝えていた中で、自らの意志でサイバーステーションを選んでくれたことは、父親として指導者としてすごくうれしく思っています。入団して2~3ヵ月は怒鳴るように叱りつけていたのが、今ではほぼなくなりました。よく考えてサッカーしているなと思うし、感心してプレーを見届けることが多くなりました。トップチームに呼ばれ、そこでも中心的にやれていることは努力の結果だと思います。中学年代は成長と共に身体のバランスが崩れ、うまくいかなくなることもよくあります。メンバーから外れることもあるでしょう。そんなときに支えになるのが基本に立ち返ることです。この1年間で伝えたものを大切に今後も頑張ってください。
72 長谷川 一颯
入団当初はFWとして頑張ろうと努力を続けていました。チーム状況や、一颯の能力を考えた際にCBが向いているだろうなと思い相談させてもらってポジションをコンバートしてもらいました。定期的にFWに戻りたくないか確認してもCBを続けてくれる意思を示してくれました。後ろから声を出し、身体を張った守備や、ビルドアップで安定感を出してくれてトップチームにも声がかかるまでに成長してくれて非常にうれしく思っています。フィジカル的に恵まれていないぶん、かしこさや上手さでリカバリーしてチームの柱となれることを期待しています。
73 早川 諒
入団当初からボールを扱う技術がしっかりしていて、みんなのお手本としてデモンストレーションをよくやってもらって大変助かりました。サイバーステーション始まって以来、初の1年生がトップチームとして3年生の中に入ってリーグ戦に出場しました。身体が小さく苦戦するのが当たり前の中、ボールのもらい方、ボールの持ち方、身体の使い方が非常に上手いことでフィジカルで負けても対等に戦える姿を見せてくれるのは他の選手にとっても希望になるなと感じています。これから先、どのように進化していくのか非常に楽しみです。せっかくなので、サイバーステーション初の高校選手権で全国出場、初のJリーガーになってみませんか?初の3冠王(笑)
74 平岩 篤人
チーム1のセンスのかたまりです。ボールを持った時の姿勢、駆け引きは非常に上手で、どこのポジションを任せてもそつなくこなせるんだろうなと感じています。スピードが劣るところと、スタミナ的に厳しくて、疲れてくるとパフォーマンスが大きく下がってしまうのが課題なのかなと思います。試合でスタミナをコントロールするのではなく、常にフルで頑張って、前後半戦えるスタミナとメンタルを養ってほしいなと思います。リフティング5種目終わらなかったことが非常に残念でしたが、チームスポーツとして責任感を持って引き続き成長してくれることを期待しています。
75 細川 大耀
高いスキルとセンスがあり、特に狭い中で『まわる』プレーがピカイチに上手いです。体調がすぐれない日が続き、練習回数や試合でもフルに戦えなかったことも多く、私としてはもどかしかったなと振り返っています。今後の課題としては、ドリブル中での視野がまだまだ近いので、遠くを見ながら、近くは間接視野でドリブルできるようになると、ゲームを作るプレーや状況を打開できるMFとして開花できると感じています。このままの立ち位置で終わる選手ではないと思いますので、もう少しだけ自分に厳しく頑張ってほしいなと期待しています。
76 細川 禄
サッカーはアスリートのスポーツですから、フィジカルで劣る選手は本当に大変です。そんな中で1年間本当によく頑張ってくれました。ボールを止める・蹴るは非常に上手ですし、二人組の基本練習は安定していてチームでは1番うまいんじゃないかなと思って見ていました。それでも試合で上手くいかないのは、全力で頑張り過ぎだからだと思います。フィジカルに現状差があるのに、みんなと同じことをやっていては厳しいです。自分の現状の力を理解し、フィジカルに頼らず、自分の良さであるボールを扱うスキルを出すためにはどうしたらいいのか?それができるために、1年間アドバイスをしてきました。もう一度、これまでのアドバイスを振り返り、きちんと理解して頭を使って頑張ってください。活躍できる能力は十分に持っています。どうしても壁を越えられないなら相談に来てください。自分の将来を作るのは自分次第です。
77 松田 蒼樹
合宿の中で、圧倒的なスタミナを見せてくれました。そして、体つきに合わないほど強烈な右足を兼ね備えている選手です。まだまだサッカー経験が足りず、試合の流れに入れないことが多々ありますが、持ち前のスタミナと右足のキックを武器に、この先、サイドを主戦場として大活躍する可能性を大きく秘めています。一生懸命走り回るのも素晴らしいのですが、相手との駆け引きを楽しみ、遊び心のあるプレイができるようになると一皮剥けるのかなと思います。プロの試合を観戦したりしながら、サッカーをもっと知って、自分がプレイヤーとして楽しめるように頑張ってください。
78 松田 結翔
この1年間で1番と言っていいほど驚くほど成長した1人です。少しコツをつかむと突然急激な成長を見せてくれました。ロングボールの対処も全くできなかったのに、少しアドバイスをすると気づけばできるようになっていたり、ドリブルの運ぶコースやボールを扱うスキルも伝えたことを忠実にこなして、アントールカップではスタメンを任せようかなと考えていました。体力に難があるので、前半のみになったかと思いますが、前後半戦える体力をつけて次のカテゴリーでチームに貢献してもらえたらなと思います。
79 三島 大和
入団当初は、ボールを持ったらボカボカと蹴るのが当たり前の選手でした。この1年で大きく成長し、自らスペースに動き出しボールを要求したり、積極的にミスを恐れずビルドアップに挑戦してくれました。まだ経験不足なことや、慣れないこともあり、ボールを持ちすぎてしまったり、判断が遅れて相手にボールを取られることも多々ありますが、最初に比べれば驚くほど成長しています。リフティングの5種目もしっかりクリアし、やる気も見られますし、責任感も感じられます。最初は守備も全くできませんでしたが、今では上級生と1対1になっても力強くボディーコンタクトするようになりました。まだまだ伸びしろがあるだけに、今後がとても楽しみです。
80 水上 拍寿
フィジカルに恵まれない中で、FWとして非常に良くなりました。トップチームにも呼ばれ、1学年上の屈強なディフェンス人に屈することなく、ポールを保持している見方の状況に合わせてタイミングよくボールを受けに来たり、ボディーコンタクトで負けないためのボールの持ち方も安定してきました。守備の強度も上がってきて、トップチームでも戦えることを証明しています。ボールのつなぎと言う部分についてはかなり良くなっていますが、FWとして得点を取ると言うところには課題が残っています。今の段階では、個の能力で打開して点を取る事は困難なので、いかにペナルティーエリアの中でタイミングよくボールを受けて少ないタッチでフィニッシュに行けるかが課題となります。今後のさらなる活躍に期待しています。
81 三室 樟也
とにかくいろんなポジションをやってもらいました。10期生の中では、体格的に恵まれ、守備もできるし、ボールもしっかり蹴れるため、チーム状況に合わせてプレイをしてもらえて大変助かりました。どちらかと言うと前線向きの選手かなと感じていましたが、アントールカップで結果を残すことを考えるとCB戦ってもらう必要がありました。ビルドアップについて少々不安な点もありましたが、求められているプレイを理解し、本番で活躍できる雰囲気を感じていました。どのポジションでもこなせることから、この先も担当スタッフによって起用方法が異なるかもしれません。不安に感じるかもしれませんが、複数のポジションをこなせる選手は重宝されます。どのポジションでも活躍できるよう準備し、今後の活躍に期待しています。
82 宮崎 裕己
10期生の中で不動の左サイドバックに定着したかなと思います。攻守における運動量は抜群ですし、特にチャンスで背後に飛び出す動きは非常にセンスがあります。私が求めるサイドバックは賢くて、上手い選手です。1番重要で、1番難しいポジションだと考えています。その基準から見ると、オフザボールの動きはまだまだ一辺倒で状況に合わせた柔軟性がほしいですし、ボールを持った時は、遠くを見ながら余裕のあるプレーがほしいなと思います。トップチームに呼ばれることもありましたがなかなかアピールすることができていません。活躍できる能力は十分にありますから、求められていることをきちんと理解し、これまでのアドバイスを活かして、賢くて上手いサイドプレーヤーとして成長してほしいなと思います。
83 宮根 健生
年末にケガから復帰して一気に評価を上げてスタメンで起用する機会が増えました。アントールカップでもスタメンで起用するつもりでいましたし、トップチームでも活躍できると感じて津田監督にもプッシュしてチャンスを与えてもらいました。残念ながらトップチームに食い込めるアピールはできなかったようですが、私は諦めてないし、絶対に通用すると確信しています。まずは、上級生のプレーの強度・速さに慣れること。ボールを良い形でもらえれば実力を発揮できるはずなので、いかに良い形でボールを持てるかは、タイミングや角度、背後からのアクションをボール保持者の状況に合わせてタイミングよく動き出すことです。ミスを恐れることなく挑戦を続け、自分の中で上手くいくコツをつかんでください。そして、さらに覚醒するためには、もう少し感情を出すことですかね。期待しています。
84 森 紘翔
入団前から、トレーニングを見ていて『賢い選手だな』と感じていました。実際に入団してきて確信に変わり、私が求めるサイドバックに1番近い選手としてずっと起用し続けてきました。実際に伝えたことを忠実にこなせますし、技術もあります。それでも最近はプレーにミスが多く、スタメンからも外れるとが増えてきました。私が思う上手くいかない要因として2点を考えていて、1つは、「考えすぎて悩みが生じて判断が遅れる」もうひとつは「自分に対しての自信と信頼が足りない」です。サッカーは常にベストなパフォーマンスができるわけではないし、負のループに入ると抜け出せなくなることがよくあります。考えることはいいことですし、上手くいったり納得するまでミスをしても大丈夫です。そして、自分にたいして自信を持ってください。私は誰よりも賢く上手いサイドバックだと思っています。そして自分に自信を持ち、自分を信頼するためにもリフティングをクリアしてください。心の持ちようで一気に変わると思います。
85 山本 明志
いつも元気で、チームのムードメーカーとして活気を与えてくれる貴重な選手です。ボールを扱う技術もメキメキ上手くなってボールをキープする能力は大変良くなりました。狭い中で、自分より大きな相手をいなす運ぶドリブルは見ていてとても面白いです。ですが、現状はボールを持ちすぎてしまって最終的にはボールを失うというこが多いので、ここを変えていく必要があります。普段のトレーニングを活かし目線をあげ、背後、タテパスを入れられないか、一回ボール預けてリターンをもらって差しにいくなど、頭を使ったプレーが不可欠になります。ドリブルは本当に上手くなっているので、それを活かしてタイミングよく味方を使えるパスを交えることができたら大きく変われると思います。あと、サッカー以外のところがまだまだ幼いと感じているのは私だけではありません。もう少し大人の言動に変わったらプレーも大人になってくるかもしれませんね。頑張ってください!!
86 米田 燈真
ボールを流してプレーすることをチーム全体として伝えてきていましたが、そのボールを流してプレーするのが1番上手い選手です。10期生の中でスタメンを獲れても全く不思議ではないのですが、唯一、オフザボールの動きが苦手なようで止まったプレーが多く、自分の周りの選手が誰がいるかでパフォーマンスが大きく変わってしまうので、安定してスタメン組に入れず、与えた課題を克服するのは非常に難しいと思います。自分とボールの関りだけでサッカーするのではなく、プラスαで味方の動き、駆け引きを見て、それに対応して柔軟に判断し、自分が犠牲になって味方に良い状況でボールが渡るように相手をコントロールすることも必要になります。燈真ならやれると信じています。応援しています。
まとめ
1年間アントールカップに向けて、育成をメインに、試合は勝つことよりも勝ち方にこだわってきました。そして、このアントールカップで勝ちを目指し結果を残すことで選手に自信をもたらすと言う最後のピースを埋めるつもりでいました。今回は残念ながら中止となってしまい、このような形で選手一人ひとりにコメントを残すのは複雑な気持ちでいます。アントールカップでの勇姿を見て、一人ひとりにコメントを書きたかったのが本心です。
今回はこのような形になってしまいましたが、約8時間ぐらいかけてこの1年間のことを一人ひとり向き合い、コメントを残させていただきました。一人一人が大切な選手ですし、愛情を込めて接してきました。厳しいコメントに捉える選手もいるかもしれませんが、それもまた愛情の1つで期待の表れです。この後はカテゴリーに分かれて次のスタッフが担当しますので、みんなを指揮を取る事はなくなるかもしれませんが、もし指揮を取ることがあれば目の前の試合で勝ってみんなと喜べることを楽しみにしていますし、今のスタメンメンバーと入れ替わっていることも期待しています。
最後に、スタメンを取ったり、試合で活躍するのは自分次第です。ミスを人のせいにしたり、試合に出れない、上のカテゴリーに行けないことを大人のせいにしていては成長はありません。常に矢印は自分に向けて何ができるのか何をするべきなのかを考えて、自らの手で勝ち取ってほしいと思います。大きな怪我をすることなくサイバーでの3年間のサッカーを楽しめることを望んでいます。引き続き共に頑張っていきましょう。
みんなと関わったこの1年間は本当に楽しかったです。
しつこいですが、この1年間の成長した姿をアントールカップで示せなかったのは非常に残念でした。
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