top of page
執筆者の写真長友 努

小野伸二が大事にしてきたこと

U-13監督の長友です。


ブログ連投です。 Σ(゚д゚lll)



今日は出張で始発の電車に乗って移動中。


はい、暇です。



ということで、何か選手のみんなに伝わればいいなと思い、小野伸二選手が引退を発表された際にインタビューで答えた内容について触れたいと思います。



日本人選手で一番上手いと思う選手は誰かと聞かれたら、わたしは間違いなく小野伸二選手をあげます。


浦和レッズでの開幕でのボールタッチの柔らかさ、繊細さに驚かされたことを今でも鮮明に覚えていますし、18歳で出場したワールドカップもファーストプレーでまた抜きからの左足など、短い出場時間の中でワクワク感と期待感を膨らませてくれたことを昨日のように思い出します。


世界でも大活躍して、多くのサッカーファンを魅了してきた小野伸二選手ですが、引退発表の記事から抜粋して、サッカーに出会ってから39年間で大事にしてきたことについて触れていきます。


【基本が大切】

『抜粋』

ナイジェリアで開催されたU―20ワールドカップは準優勝。小野とともに大会ベストイレブンに選ばれた本山雅史が「簡単なプレーほどちゃんとやらなきゃいけないって思わせてくれたのが伸ちゃん」と小野のプレーの本質を語ってくれたことがある。基本を大事にするから、応用が広がっていく。チームメイトにとっても“教材”になっていた。


何事も基本が土台にあって、それがあるからこそいろんな判断、選択ができるようになります。選手のみんなも、今やっている基本をとにかく大事にしてください。


【最も重要なのはフィーリング】

『抜粋』

「僕にとって最も重要なのは、ボールとのフィーリングなんです。そこで自信を持つことが大事なこと。だから練習が始まる前から、誰よりもボールを多く触ろうとはしていますね」ボールを自分に馴染ませていく作業を日々、怠ることはなかった。


たくさんボールを触るということはすごく重要です。選手の今のみんなに当てはまるとしたらリフティングなわけです。たくさんボールを触って、リフティングができるようになったという自信がプレーにも良い影響を与えてくれます。まずは5種目クリアを目指しましょう!!


そして、5種目クリアした選手はそれで終わりではなく、前に進んだり、後ろに進んだり、頭より高い高さでリフティングを続けたり、今度は実際のサッカーの試合で活きる上手さを身に付けるためにも続けてほしいと思います。


【楽しいが必須】

抜粋』

「自分が楽しくないのに人を楽しませられるわけがない。だから自分自身がまず全力で楽しまなきゃいけない。サッカーをいつやめようかとも考えないですよ。目の前のことを一生懸命、楽しんでやるしかないってことしか僕の頭にはありませんから。楽しくないと感じるようになったらやらないほうがいい。今はまだそういうのがまったくないんで、最後までやり切りたいなっていう思いしかないんです」自分でワクワクするから、人をワクワクさせることができる。


楽しいから、上手くなりたいと練習したり、学んだり、継続することができます。

選手自身で楽しめる工夫やポジティブな思考を持つことも必要ですが、私たち指導者が、いかに選手がサッカーが楽しいと感じてもらえるかという環境を整えることが非常に大事であり難しいことだと理解しています。


ただワイワイ楽しんでも上手くはならないし、本当の意味の『楽しい』を感じることはできません。辛いこと、苦しいこともありながら、乗り越えた先にあるものに見えたり感じたりするものがあります。

是非とも、上辺だけの楽しさではなく、心の奥底から楽しいと思えるように私としても頑張りたいと日頃から考えています。




記事の締めの部分です。


己の信念をずっと貫いて、己のプレーに反映させてきた。一生懸命に楽しんで、最後まで全力でやり切る、小野伸二の誇り高き「39年間」である。


選手のみなさんも、一生懸命に楽しんで、最後まで全力でやり切ってください!


そして、一生懸命に楽しんで全力でやり切れる環境を整えられるよう私自身も一生懸命に楽しみながら全力でやり切ります!


【参考記事】


引退発表の小野伸二の信念…サッカーと出会ってからの「誇り高き39年」で欠かさなかったもの(現代ビジネス) https://u.lin.ee/4zxqsHd?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none

0件のコメント

Comentários


bottom of page