U-13監督の長友です。
決勝戦は残念ながら敗戦となりましたが、選手たちは本当によく頑張ってくれました。
改めて、選手の皆さん、ありがとう!!!
次は、全国の切符を掴むために、しっかり準備をしてまた最高の笑顔が見れることを期待しています。
保護者の皆様、OBの方、在籍メンバーも含め、多くの方にスタンドで応援いただけたことは選手たちの力強いサポートになっていたことは間違いありません。
暑い中の声援、誠にありがとうございました。
とても素敵な雰囲気でした。
話は少し変わり、相手チームの保護者から質問されたことがあったので、同じように感じている方も多くいらっしゃるのかなと感じたので、その質問と回答についてお伝えできたらなと思います。
質問された内容ですが、
『決勝はベンチ静かだったけど、どうして?』
という質問でした。
これまでの試合では、ベンチからすごい声がでて、盛り上がり、サイバーの勢いと一体感を感じてくれていたようです。
これに関して、僕の心境をお伝えできたらなと思います。
まず、津田監督は、大きな声を出し続けた結果、ノドが潰れて声がなかったという事実。
敗戦したことをすごく悔しがられてましたし、本当はもっと声を出してもっと一緒に闘いたかったんだろうなと感じてました。
僕自身の心境としては、
結論から言うと、
『みんなの成長を信じて見届けたかった』
というのが本心です。
決勝に勝ち進んでもらうために、勝率を1%でもあげるために僕自身にできることは、大きな声で、みんなを鼓舞し、選手に情報を伝えることでした。
準々決勝は、相手チームの特徴として、
声で盛り上げて、元気いっぱいで相手を雰囲気で飲み込むという印象だったので、その雰囲気にのまれて萎縮して思うように闘えないのではないかと感じていたので、相手よりでっかい声出して、逆に相手を飲み込んでやろうという意識でいました。
準決勝は、順当にいけば3-0、4-0で勝てると想定していたので、決勝に向けてチームがさらに一致団結し、そのままの勢いを持続できるように点差が開いても全力で盛り上げようと考えていました。
そして、決勝になるのですが、その前に、
予選リーグのときは本当にみんな静かで、大丈夫???これからクラブユースが始まるんだよ?!という雰囲気でした。だからこそ、全力で声を出してサポートしようと思ったのですが、
勝利を重ねるごとに、選手みんなの眼の色が変わり、積極的に声を出すようになり、ウォーミングアップのとき雰囲気からガラッと変わりました。
声の質も、ただ声を出してるだけだったのが、本気で勝ちたいという気持ちが表れ、心を打つというか、心に響くような声に変わりました。
声に魂がのって重みがありました。
この急激な変化に、子どもの可能性は無限大だなとひしひしと感じていました。
そういった成長をみせてくれていたからこそ、
決勝戦は、勝って大きな経験を得ることもができますが、負けても今後の活力として大きな財産を得られると考えていましたので、
大きな声を出して、盛り上げて後押し、サポートするよりも、
一人一人の成長にフォーカスし、全力で闘う選手の可能性を信じて見届けたいと感じていました。
結果、僕自身がこれまでとは違ってベンチが静かだなと感じ取られてしまった要因です。
選手は本当によく最後まで戦い抜いてくれました。
この経験と、成長に自信を持って、さらに一致団結して北信越大会でも悔いのないよう全力で闘い抜いてください。
全国大会への切符を掴んでくれると信じています。
まだまだ闘いはこれから!
出場機会に恵まれなかった選手もまだまだこれからです!!!
可能性は無限大!
自分のことを自分自身が一番に信じる!!
1日1日を大切に!
サッカーと全力で向き合って、
『蹴楽皆勝』を体現してください。
家庭の都合で祝勝会に行けなかったのは残念でした。。。
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