U-13監督の長友です。
昨日の練習会場で、北信越リーグ(ツエーゲンvsカターレ)が行われていたので、前半の20分ほどをU-13メンバーと一緒に観戦し、要所要所で解説をしながら目で見る、感じるトレーニングを致しました。
選手たちに、
『この試合をやってる学年分かる?』
と質問すると、口を揃えて、
『高校生!!!』
と返ってきました。
まぁ、僕も最初そう感じたので自然な回答なのですが、中学3年生です。中には2年生も入っているのかなと思います。
すなわち、U-13メンバーにしてみれば、2年後に目指さなければならない姿です。
激しさ、厳しさ、力強さ、サッカーIQなどなど、
試合を観て圧倒されていたと思いますが、
2年後に全国に行くならこのレベルにまで上がらなければならないし、高校で最前線で活躍しようと思ったら、こういったメンバーからポジションを奪わなければならないというのが現実です。
ツエーゲンのスタッフからコーチングがでることはなく、常に選手たちがコミュニケーションをとりながら闘っていました。こういった姿になっていかなければなりません。
今、自分たちが普段やっているトレーニングに対する姿勢がいかに生ぬるいか感じてくれたのではないでしょうか。
このレベルで闘うためには、普段のトレーニングに向き合うレベルも上げなくてはなりません。
観戦後に行ったトレーニングでは、声もよく出て、激しさ、厳しさを持ちながらも、楽しくやっている姿を見て、試合観戦したことがもたらした影響を目の当たりにすることができました。
指導者が喝を入れるのではなく、自分たちで高いレベル、厳しい環境を作り上げ、今後の著しい成長に繋がることを期待しています。
観戦して、もう一つ良い影響を与えたなと感じたことは『ワンタッチプレー』のところです。
このレベルは守備の寄せが早くのんびりドリブルしたり、ボールを持ってから考える時間を与えてくれません。
ツエーゲン、カターレともに、チャンスを作り出すときは、4本5本とワンタッチでのプレーでボールが繋がる局面が非常に多くありました。
ワンタッチプレーには、状況把握と、フィニッシュに行くまでのイメージ及び仲間とのイメージ共有が重要になってきます。
そういったプレーを観て刺激を受けたのか、
4対4のミニゲームでは随所でワンタッチプレーや目的を持ったポジショニング、コーチングが見られて高いレベルで行われたミニゲームの内容はとても面白く僕自身も飽きずに選手たちのプレーを観ることができました。
こういったことを、実際のピッチで、リーグ戦という緊張感の中で表現することは難しいわけですが、前回のソルティーロ戦のように困難から逃げで楽なプレーを選択するのではなく、
困難なプレーを意識高く続けることで、結果、楽にプレーができるようになるという状態に持っていけるよう、引き続きトレーニングで経験を積み上げていきましょう。
今後も全力でサポートしていきます!!
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