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【選手のみんな読んでほしい】8期生との1年間を振り返る

U-13監督の長友です。

先日、目標としていたアントールカップを終え、今週末の紅白戦を踏まえて、ファースト、セカンド、サードと活躍するステージが変わります。


どのステージもとても重要で、与えられた場所で全力でプレーして、サッカーそのものを楽しみながら、一丸となって勝利を勝ち取る楽しさもたくさん経験してほしいなと思います。


さて、本題ですが、8期生と1年間を共に過ごし、感じたこと、サイバーに所属するみんなにどうしても伝えたいことがあってこのブログを書くことにしました。


自分の時間を削って、真剣に書くので、是非最後まで、頭の中で考えながら読み進めてもらえるとうれしいな。



応援される選手(人間)になってほしい


題名にある通り、伝えたいことは応援される人になってほしいというのが伝えたい結論です。


これから、高校生、大学生、社会人とステップアップしていくわけですが、サッカーを続ける人もいれば、ほかにやりたいことが見つかって、自分がやりたいことに向かってそれぞれ挑戦していきます。そして就職して自らお金を稼ぎ、独り立ちして自分の力で生きていきます。


人は、ひとりでは生きていくことはできません。たくさんの人に迷惑をかけながら、たくさんの人に支えられ、たくさんの人を支えながら生きていきます。


サッカーというスポーツで結果をだしたり、自分の目標を達成するためには応援される選手(人間)になることが必要不可欠です。


助けてほしいときに、「助けてほしい」と伝えることができたり、手助けしてもらうことができるのは応援したいと思ってもらえるかが大切です。


例えば、サッカー選手というのは、サッカーというスポーツを仕事にするということです。

お金をいただくということは、人を楽しませたり、感動させたり、感謝されたり、喜ばれるからこそ成立しています。


最近、選手を引退しましたが、槙野智章さんは、ゴールパフォーマンスや試合前のルーティンなどたくさんのファンを楽しませてくれました。そして、次は監督としてサッカーというスポーツを盛り上げるために多くのことに挑戦しています。









三浦知良選手は、56歳という年齢でプロとして選手を続けていますが、普通では考えられません。今でもプレーを続けているということは、食事の栄養管理や、身体のメンテナンス、日々のトレーニングを誰よりも努力していることがわかります。









たくさんの人を喜ばせよう、楽しませよう、頑張っている姿を見せて勇気を与えよう!


そんな選手(人間)の姿を見て多くの人は応援し、なにかあったときは助けてあげたいと感じ、行動にうつすわけです。


アントールカップで見た実態


今回のアントールカップで実際に起きたことで、話を進めると、チーム名をだすとよくないと思うのであえて伏せておきますが、


ある赤いチームが、試合後にベンチをあけることなく表彰式に向かい、次の試合をするチームがベンチが荒れた状況でおこなわれました。

赤いチームの選手が戻ってきた際に、選手たちに怒鳴りつけてしまいましたが、サッカーが強い・うまいだけじゃプロにはなれないし、成功しないわけです。本気でプロを目指すなら応援される選手にならなければならない、相手の気持ちを気づける選手にならなければならない。そういった人間性の育成が劣っているからこそ、応援されないし、多くの指導者がそのチームに入るのを勧めないし、プロになる選手が育っていかないと改めて感じました。


ある緑色のチームは、グランドに雪が積もり、サッカーができる状況じゃなかったため、雪かきをする中、ずっとチームミーティンがを続けていました。試合開始30分前になってみんなが雪かきを終えると、ミーティングを終え当然のようにピッチに入ってボールを蹴り始めました。

ミーティングももちろん大切だし、本来であれば主催者側がやるのも当然だと思いますが、助け合う精神が見られなかったのは残念だなと。。自分たちのことしか考えられないチーム・選手は試合でも自分のことしか考えられない、判断できないに繋がって、結果的に強くならないと感じました。


当然、8期生にも多くの至らない点がみられました。試合に勝てなかったことより、それがなによりもショックだったし、伝えてきたつもりが伝わりきれなかったことを深く反省しています。僕自身の来年度の課題ですね。これが試合の結果にも繋がったなとも感じています。


  • 副審にでない

  • 試合球、審判フラッグを持ってこない

  • B戦の試合中に、観戦・応援せずにボールを使って遊ぶ

  • 試合中に、リュックを漁るカラスが来た時に、俺は大丈夫と試合にでている選手のことを考えずに助けにいこうとしない


最近では、内灘の屋根の下で、壁にボールを蹴ったり、あちこちでご飯を食べたり、食べ歩きをしているというクレームが入っているというのも聞いています。


『A戦ではみんなが試合を見て応援しているのに、B戦になったら、応援された側が遊んでいる。』こんなことが言語道断。絶対にあってはなりません。チームが一つになれるわけがありません。


その姿を見ていて、僕自身だって、B戦を頑張っているみんなを応援したいと感じたし、遊んでいる選手をみて、応援しよう、助けようという気持ちが落ちてしまいました。


今回のA戦は、24名登録しましたが、交代枠が7名と決まっていました。当然出れない選手がいます。その出れなかった選手の保護者の方も応援にきてくださっていました。そんな中、A戦に出ていた選手が、B戦をしている横で遊んでいたらどのように映るか、どのように思われるか考えたことがありますか?


自分の息子もサッカーをしていますが、自分の息子がA戦に出る選手であれば怒鳴りつけてるし、B戦に出る選手であればサイバーの試合を応援に行くことはなくなると思います。


スタッフからも、仲間の選手からも、保護者からも応援されて、選手だけでなく、関わるみんなが一致団結してこそチームは強くなる。そこが伝えきれなかったことは本当に心残りで、8期生は学年が上がり後輩を持つことになりましが、心を入れ替えて頑張ってほしいと思います。特にチームの中心になる選手は本気で変わってくれ!!!大丈夫だと信じているけど、改めてこの場を借りてもう一度お願いしておきます。


そして、学校の先生に応援されることも大切です!!

先ほども話にでましたが、推薦がきたのに断られるということは、一つの道を閉ざされたことになります。自分の人生がうまくいく可能性を1%でも下げることは不利でしかありません。


  • 提出物をしっかりだす

  • 役員をする

  • 祭りごとの係を率先してやる


など、学校生活でも、応援される生徒であることで可能性が広がることもあります。


例えば、僕は金沢市立工業高校を卒業しましたが、サッカー部のキャプテンやクラスの学級委員を3年間やったり、いろいろ頑張ったことで、学校からの評価もまずまず良かったと思います。弟の三男が金沢市立工業高校の面接に行った際に「長友の弟か」とうまく面接が進み、金沢市立工業に入学したということもありました。


僕の高校生活態度で先生に応援・支持していただけていたことで、弟が面接で和やかに進められたり、弟に嫌なイメージを与えなかったことは弟の可能性を広げたわけですよね。高校で無茶苦茶なことをしてたらと思うとゾッとしますね。


ちなみに、部活のキャプテンをしながら小料理屋でバイトをしてましたが、学校の近くで先生も来るところで働いていました。学校から許可をもらってバイトさせてもらえたのも応援されていたからだと思います。


最後に


話が長くなってしまいました。

これから戦う1部リーグ、2部リーグ、3部リーグにおいては、負けられません。

降格は今後の後輩たちのためにも免れなければなりません。


サッカーだけが上手くなれば勝ち残れるものではありません。

関わる多くの人に応援され、一致団結し盛り上がっていかなければなりません。


僕たちスタッフもですが、選手のみんなも、たくさんの人を支え、たくさんの人に支えられながら応援してもらえる、選手、チーム、スタッフを目指して頑張りましょう。


そして高校に行く6期生の新たなステージでの活躍を楽しみしています。

今後の活躍を応援できるようにコミュニケーションがとれたらいいな。


それでは、最近みたYouTubeで感動したもの紹介して締めくくりたいと思います。



【天才・三國シェフ物語】

人が嫌がることをやり続けることで自分の夢を叶えたリアルストーリー。

とても感動したし、実際にこんな人が目の前に現れたら応援しただろうなと心を打たれました。






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